『コンソメは“特別”な料理~HCQコンソメドゥーヴルスペシャルグレード~』
前回お送りしました『コンソメラインナップ』
いかがだったでしょうか。
今回は、その中でもキスコフーズ自慢の最高級コンソメをご紹介いたします。
コンソメとブイヨンって何が違うの?
ブイヨンは「出汁」。
出汁は料理のベースとして馴染み深いと思います。
和食では「出汁」、洋風では「ブイヨン」、中華は「湯(タン)」
と呼び方が異なります。
コンソメは「料理(スープ)」。
フォンブラン(=ブイヨン)に、さらに肉と野菜、卵白を入れて澄ましたものが「コンソメ」です。
この様にコンソメは、ブイヨンに手を加えることで完成する料理(スープ)で
大きく2段階の工程でできています。
具材は入っていませんが、コーンスープやミネストローネなどと同じです。
婚礼の定番メニュー
昔は必ずと言っていいほど、婚礼で出されていたコンソメも、
時代の移り変わりから出番が減りつつあります。
なぜ婚礼で使用されていたのでしょうか。
・琥珀色とも黄金色とも表現できるコンソメは、
色合いから縁起が良いとされている。
・「品位の高さの象徴」とも言われ、贅沢に使用した具材で
時間をかけて作り出す調理方法とあいまって、大切で貴重という良いイメージがある。
などなど・・・諸説あります。
でも先日、20代のウェディングプランナーの方から
「コンソメは何にでも変身する万能なもの」
と習ったという話を伺いました。
・・・アレッ!?
時代と共に、コンソメのイメージが変わっているのでしょうか。
由縁はもう引き継がれていないのでしょうか。
確かに、最近はジュレにして前菜などで
使用しているシーンもよく目にしますね。
スープのメーカーとしては、幅広いシーンで食されることを
嬉しくも思いますが、時代が変わっても、
品位を象徴するメージは変わらないでいて欲しいものです。
キスコフーズのコンソメドゥーヴル
キスコフーズには、
「HCQコンソメドゥーヴルスペシャルグレード」という商品があります。
※ドゥーヴル=仏語「二重・二倍」の意
製造工程では下拵えから3日間かけ、
卵白で澄ます「クラリフィエ」を2度行うことで、
極上の旨みと芳潤な香りを引き出しています。
スープをメインの商品カテゴリーとするキスコフーズにとって
スープの基本と呼ばれる「コンソメスープ」は『顔』と言っても良い商品です。
“最高級のコンソメを作りたい”という想いから
従来品の工程を見直し、原料にもこだわりました。
皆様もぜひ“特別”な料理であるコンソメを味わってみてはいかがでしょうか。