『フォンドヴォーができるまで』
日増しに寒くなってまいりました。
前回の『クリスマスメニュー特集』
いかがだったでしょうか。
今回は、そんなクリスマスメニューでも大活躍だった
キスコフーズの
『フォンドヴォー』開発ストーリー
をお届けいたします。
いきなりですが、皆さんご存知でしたか？
実は、日本で初めて業務用フォンドヴォーを
販売したのは、キスコフーズなのです！
フォンドヴォーとは
「フォンドヴォー（仏：fond de veau）」は
仔牛のフォン（出汁、ブイヨン）です。
フランス料理においてフォンは、
主にソースを作るのに用いられる出汁です。
創業者こぼれ話
もともとはブイヨンのメーカーとして創業したキスコフーズ。
1980年代初旬に営業活動をしていく中で
海外で修行をした料理人の方達から
「これからはフォンドヴォーの時代だ！」
という声を多く聞くようになったことがきっかけで
開発に着手しました。
今からは想像もつきませんが、当時は肉料理には
なんでもデミグラスソースをかけるのが主流だったそうです。
開発しようと決めたのはいいですが、
海外のフォンドヴォーを真似するだけでは、
日本で市場を作っていくのは難しい。
まずは日本人にあったフォンドヴォーを･･･と
開発したのがまさにこの商品です。
当時のフォンドヴォーは
本場のフォンドヴォーの材料に
鶏肉と豚脂を加えて使用することで
複合的な旨みを出していました。
こうして日本での料理に合わせやすい、
キスコフーズのフォンドヴォーが生まれました。
※現在はレシピを変更しております
今では濃度や材料の違いによる
バリエーションが豊富なフォンドヴォー。
キッチンと同じ工程、素材にこだわった、
本格的な味を今日もお届けしています。
