マッシュルーム特集
東京からのバトンを引きついだパリでのオリンピックが閉幕いたしましたね。
日本人選手のメダル獲得数が他国開催では過去最多となった本大会は、
外の暑さを忘れるほど興奮と感動で夢中にさせてくれました。
この後のパラリンピックへの期待も高まりますね!
その開催地、パリにちなみまして。
洋食に欠かせない食材であるマッシュルームは、
フランス語で「シャンピニオン・ド・パリ(パリのきのこ)」
と呼ばれています。
17世紀頃にフランスや近隣諸国で人工栽培がはじまり、
その際、フランスでは主にパリ地方近郊の採石場跡で
栽培されていたことが由来だそうです。
マッシュルームは旨味成分が他の食用キノコよりも
豊富に含まれていることが特徴で、
旨味成分の一つであるグアニル酸については、
シイタケの3倍(!)もの量が含まれているそうです。
出汁として、具材として、ソースとして…
マッシュルームが様々な場面で利用されているのは、
突出したおいしさが理由なのかも知れませんね。
そんなおいしさと栄養を多くの人に知ってもらいたい、
という思いを込めた「マッシュルームの日」が、
実は今月、8月11日に制定されています。
ヨーロッパから200年以上遅れて実現した
日本での栽培。
現在、国産のマッシュルームが
お店やご家庭に並んでいるのは、
森本氏の並々ならぬ努力のお陰なのです。
日々国産のマッシュルームを使用している弊社も
そのすばらしさを皆様にお伝えするために、
今月の記事では
マッシュルームが主役の商品と
おすすめの使い方をご紹介したいと思います!
ソースデュクセル
マッシュルームを使った代表的な調味料に
「シャンピニオン・デュクセル
(Duxelles des Champignons)」があります。
マッシュルーム、エシャロット(または玉ねぎ)、
ハーブ、黒胡椒を細かく刻んで混ぜ、バターでソテーして
ペースト状に煮詰めたもので、
生マッシュルームが通年、
しかも安価で手に入るフランスでは、
大変なじみ深い調味料です。
代表的な使用例には、ファルス(詰め物)や
ベニエ(揚げ菓子)があります。
弊社では「ソースデュクセル」という商品名で
販売しております。
コンディマンで“ちょい足し”
調味料や薬味の総称をフランス語で
「コンディマン」といいます。
先ほど、「シャンピニオン・デュクセル
(Duxelles des Champignons)」の
代表的な使用例として挙げたファルス、ベニエですが、
料理本などでは目にするものの、最近ではどちらも
お店で目にする機会が減ってきているように思います。
一方、「コンディマン」のワードが
メニュー名に含まれたものが最近は増えてきました。
(山菜のコンディマン、
トマトと生ハムのコンディマン添え…等)
そこで、今おすすめしたい
「ソースデュクセル」の使い方は
こちらの「コンディマン」、
すなわち “ちょい足し” です!
「ソースデュクセル」は
粗みじんにしたホワイトマッシュルームの食感を残したまま、
フォンドヴォーで味に深みを加えているため、
少量でも変化を与えられます。
今あるレシピを更においしくしたい時、
ディップすることで味の変化を楽しんでいただきたい時など、
様々な料理・食事シーンで活躍する可能性を秘めた「コンディマン」は、
付加価値の救世主と言っても過言ではありません。
マッシュルームが主役のスープ
ソースだけでなく、
マッシュルームのおいしさを堪能いただける
スープを2種類ご用意しております。
「HCQクレームドシャンピニオン」は
国産生マッシュルームを使用した、
クリーミーで香り豊かなスープです。
きのこのクリームリゾット
きのこ入り白身魚のフリット
など、料理のベースにもご利用いただけます。
「マッシュルームスープ」は
マッシュルームの食感と
ポルチーニパウダーで香り付けした
きのこの風味が楽しめる、
コストバランスの良い2倍希釈タイプです。
スモークサーモンとポテトのきのこクリームパスタ
クリームマッシュルームソース(ハンバーグ)
など、料理のベースやソースとして
ご利用いただけます。
この記事で使用している商品
これからの秋メニューにも活躍する
マッシュルームのソース&スープを
ぜひレシピやメニューに取り入れてみてください!
ご興味をお持ちいただけましたら、
弊社営業担当もしくはホームページ内お問い合わせフォームまで
お問い合わせください。