カレーの日からはじめる スパイス入門
新年を迎え、寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
本年も一層尽力して参りますので、変わらぬご支援を賜りますよう
お願い申し上げます。
今年の降雪量は平年並みか多いとの予報ですが、
既にかなりの高さまで積もっている地域があると
ニュースで報道されていますね。
体を温めてくれる料理が一層活躍する
季節にぴったりな記念日が、
1月22日「カレーの日」です。
カレーの日は、全日本カレー工業協同組合が
カレーの普及を目的として制定しました。
1982年に社団法人全国学校栄養士協議会が、
全国の小中学校の給食メニューとして
1月22日に提供を呼びかけたことが
由来とされています。
給食のカレーといえば、
野菜や肉等の素材から出た旨みと、
やさしい甘さが特徴です。
一方、一大ブームを巻き起こしたスパイスカレーは、
刺激的な香り、味が楽しめるものが多くあります。
どちらにも共通するカレー味"らしさ"がある中で、
作り手の"個性"が光るところが、
カレーの魅力のひとつですよね。
そんな"らしさ"と"個性"の両方を出すために
欠かせない食材がスパイスです。
今回は「カレーの日」にちなんで、
奥深いスパイスの世界の中から
スパイスの基本と
カレーに使用するスパイスについてご紹介します。
スパイスとは?
カレールゥのパッケージを見ると
「香辛料」という表記がありますよね。
"香"という漢字からは、
スパイスとハーブの両方が連想されます。
もしくは、"辛"という漢字が使われているからか、
香辛料=辛いというイメージがありませんか?
香辛料はスパイスとハーブに大別され、
スパイスとハーブには、次のような特徴と違いがあります。
ちなみに、
スパイスと聞くと異国のイメージがありますが、
お刺身に添える「わさび」もスパイスのひとつです。
その他にも、
うなぎをよりおいしくしてくれる「山椒」。
薬味の定番として多方面で活躍する「しょうが」。
おせち料理のきんとんの色付けに使われる「クチナシの実」等。
日常の食卓から晴れの日の一品まで、
様々な和のスパイスが、日本の料理を支えてくれています。
スパイスの役割 ―カレーの場合―
香辛料を使用する目的として、
香り付け、調味、着色があります。
その目的でカレーに使用する代表的なスパイスは
以下の通りです。
◆香りをつける
クミン、シナモン、カルダモン、
クローブ、コリアンダー、ナツメグ
◆辛味をつける(調味)
ブラックペッパー、レッドペッパー、
ジンジャー、ホワイトペッパー
◆色をつける
ターメリック
また、スパイス自体の味や香りは
食材の風味を豊かにし、
甘さを引き立てる等、
全体の"味"の部分にも大きく貢献しています。
一つのスパイスが様々な効果を果たし、
それらがいくつも重なっていくことで、
奥深い味わいが生まれます。
ホールとパウダーの違い
実際に使ってみたい! と思いお店に赴いた際、
このような経験をされませんでしたか?
「同じ名前のスパイスがあるけれど、
ホールとパウダーがある…。
どちらを買えば良いんだろう?」
ホールの方が本格的な味になりそうだけれど、
扱いが難しそうにも見えて迷いますよね。
ホールとパウダーの特徴を知ればきっと、
より楽しく、よりおいしく
スパイスを活用できますよ!
カレーは煮込み料理なので
どちらかと言えばホールの方が向いていますが、
はじめの内はパウダーだけでも大丈夫です!
いつものカレーの仕上げに、
気になるスパイスを一振りしてみてください。
カレーラインアップ
食材の風味を引き出すことを得意とする弊社は、
スパイスの風味を生かすことにも長けています!
スパイスと出汁のおいしさを組み合わせたカレーを、
ぜひご利用ください。
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